大学浪人生は、1年間で5教科(私立であれば2,3教科)を勉強します。そのため通常予備校のカリキュラムはバランスよくすべての科目を勉強するように組まれています。なぜなら、1科目ずつ勉強すると退屈になりますし、教える側・教わる側の時間の都合もあります。そして、継続は力なりで、勉強は続けた方が成長するからです。
しかし1,2科目を集中的に学習したほうがはかどるという考え方があります。そこで、バランスよく学ぶのではなく、1科目ずつ学ぶことにするとどうなるでしょうか。1科目に割ける「期間」はどれくらいになるでしょうか。国立大学理系を受験する場合に必要になる、各科目の割合を適当に決め、「国語」「数学」「英語」「物理」「化学」「地理」の6科目に割り振ります。
1例として、11か月(44週間)を割り振ると下のようになります。
〇 国語・・・3週間
〇 数学・・・9週間
〇 英語・・・20週間
〇 物理・・・4週間
〇 化学・・・5週間
〇 地理・・・3週間
この例では、英語をメインにどの科目もある程度のレベルに達するような配分にしています。
ここで考えてほしいのは、1科目ずつ勉強するとすれば「数学は2か月ちょっと」「物理1か月」しか勉強できる時間を取れないことです。1年間勉強できると考えるといくらでも時間があるように感じますが、このように分析するだけでも、時間はそれほどないことがわかります。
逆に言えば、「数学を2か月で完成できるはず」ですよね?「化学を5週間で完成できるはず」ですよね?
もちろん、努力は必要です。おそらくは一般的な塾や予備校より厳しいカリキュラムをこなすことになります。でも、どのプランで受講した人も、短期間(短時間ではないですよ)で点数を上げることができます。
「あと受験まで半年しかないけどどうしよう」という方でも、遅くはありません。なにせ、3年間分の数学を2週間~3か月でやってしまうのことが可能なのですから。
大学再受験を目指されている社会人さんは仕事があるので3か月でというのは難しいですが、短期集中にすることで効率を上げられます。
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