ビジネスや社会は、(多くのケースにおいて)算数・数学・統計学で動いています。
例えば、現状を把握する・利益を高める・機械・人工知能(AI)・音楽も算数・数学が関わっています。レベルは様々で、算数のような小学校で学ぶことから、微分積分・統計解析のように高校や大学に行かないと学ばないこともあります。
算数は統計的に成績と収入との関連が高い科目です。算数の成績が高い子は大人になってからの収入が大きくなるという研究をした人がいます。数学ではなく算数というのが面白いところですが・・・。
「算数が好き」「算数を学ぶと得をする」「算数を学ぶ余裕がある」というような感覚を持っている「保護者(子供ではなく!)」が将来得をすると言われています。なぜなら、子供は世間を映す鏡であり、良いことも悪いことも大人の背中を見て育つからです。
そして、こういう保護者の下で育てられた子供は、高学歴であることが多いです。
また、算数・数学・統計学がビジネスで役に立つことは、数学塾のホームページをご覧になるくらいですから、「もしかして、算数・数学・統計学を勉強すれば、利益を上げられるかもしれない!」と思っていらっしゃるのかと思います。
英語を学習させたいと思う会社の幹部や保護者の方は多いですが、算数・数学・統計学を学習させたいと思う方はあまりいません。もちろん、英語を最優先で学ばせることに反対はできません。語学は超大事です。
しかし、もし、英語だけやればよいと無意識に思ってしまっていては、お子さんに対して数学能力の大事さを伝えることはできませんし、ビジネスにおいては、算数や数学や統計学の知識を知っているだけで得することに気付くことができません。
そして重要なのは、期待感から子供に英語を学ばせたい・英語を学びたいという雰囲気が強い今の日本(日本以外でも)で、算数・数学を勉強できる子は少ないということです。
学ぶことで得られるメリットがわかりづらい「算数や数学」は、勉強しなさいといっても、まったくできない子供(人)がほとんどです(読書も似たような傾向があります)。
なぜなら、子供が「自分もやりたい!」と思うためには、近くに算数・数学・読書が好きな人が必要だからです。
「〇〇に対する知見」という言葉に代わって、最近では〇〇リテラシーということが増えましたが、お子さんの数学リテラシーを上げるために算数・数学を学ばせるという「教育に対するリテラシー」が持つことが、算数・数学を学ぶメリットを忘れてしまっている現代では、役に立ちます。
ビジネスでは特に顕著にメリットがあります。1週間に30分、算数・数学・統計学を学ぶ時間をつくるだけで、得をする時代になってきています。なぜなら、人工知能時代(AI時代)が、来ているからです。もはや、AIを使えないと機会損失だらけという時代は、それほど遠くありません。
ビジネスのための数学は、「算数や簡単な数学・統計学」を学習することが重要だと思っています。必ずしも「高度な数学」が必要なわけではありません。むしろ、簡単であればあるほど、重要になるのが数学という学問です。そして、簡単なことは「つまらない」ので、勉強しづらいです。これが算数・数学を学ぶ一番のハードルかもしれないと思うくらいです。
「1人で勉強できなければ、誰かと勉強すればいいじゃない!」と強く思います。近くにいる人が勉強しているのを見ると、自分もやりたくなるからです。カレーライスを食べてる人がいると、自分も食べたくなるのと同じです(笑)。子供だけではなく、(私も含めて)大人も、社会を映しているのかもしれません。
あ!ちなみにですが、藤本数学塾では、英語で算数・数学を学ぶことができます。