高校数学

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数学ができる学生には共通点があります。この共通点を避けて、数学が得意になることはまずありません。その共通点とは「算数と中学数学をほぼマスターしている」ことです。英語は中学の内容がわからなくても挽回できます。理科社会は中学までの成績はそれほど関係ありません。しかし数学は中学までの理解度が大きく影響します。

私の経験上の話ですので誰にでも当てはまるとは言えませんが、今まで見た学生で数学ができない人は、ほぼ全員「中学数学までに穴がある」学生でした。そしてみんな同様に「私は微積ができないのよ」「僕は微積だけは苦手で」「俺は微積好きじゃないから」と言います。

はっきり言います。微積が問題なのではなく、それ以前の数学に穴があります。戻って学習しなおせば微積は点数が取れます。しかし、中々前に戻って勉強できない。中学数学を完璧にすれば微積ができるようになると信じられないんです。すべての分野でこの現象が当てはまるわけではありませんが、数学が苦手だと悩んでいる学生の多くは「中学数学まで」にポイントがあります。

 

信じられない?では確認テストをしてみましょう。北海道の公立高校の数学のテストをやってみてください。9割(40点中36点以上)取れますか?取れなければ高校数学の問題をやっても「どこかで引っかかる」というわけです。

 

数学の点数が上がらない勉強は多くありますが、点数を上げることができる勉強は限られています。よく人それぞれの勉強法があると言いますが、半分は嘘です。それぞれのやり方があるというよりは、正しい方法で学習を進めていく中で、その人流の学習法が確立されていくんです。それを人それぞれの勉強法と呼んでいるだけです。例えば計算練習をしない人が計算を得意になることはありません。

トップページにも書きましたが、数学ができない学生は勉強法を探します。もっと言えば勉強法を探してばかりで、実践していないことがあります。数学ができる学生は勉強法を試しながら、合う合わないを選んでいきます。一見似ているようにも思える違いですが、大きな違いがあります。それは、「前者は何とか楽に勉強できる方法が存在しないか探しているのに対し」「後者は単に効率的に勉強する方法を探している」という点です。前者は現実逃避であり、後者は達観しているんです。

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